「Webエンジニアのためのデータベース技術[実践]入門」を技術評論社様から献本頂きました。ありがとうございます。
このblogで張ってるAmazonのアフィリエイトリンクを通して一番売れている本は、写真奥に写っていますが、同じく松信さんによる「Linux-DB システム構築/運用入門 (DB Magazine SELECTION) 」です。
blog記事の中やWebアプリケーションエンジニアにお勧めの本を聞かれる度に紹介してきましたが、大体「前半の高可用性の所は呼び飛ばしてもいいよ」という若干残念な一言を加えていました。この「Webエンジニアのためのデータベース技術[実践]入門」ではその心配がなくなって一安心です
Webアプリケーションエンジニアがデータベースを使う上で押さえておいて欲しいポイントは以下の3つだと個人的に考えています
- インデックスの構造についてビジュアライズして想像できること
- データの量と性能に関する感覚
- ハードウェアのトレンド、メモリ・SSD・CPU・クラウド
上述の「Linux-DB システム構築/運用入門」でもこれらの点が丁寧に紹介されていて、非常に参考となりました。
今回の「Webエンジニアのためのデータベース技術[実践]入門」の内容は、インデックス、テーブル設計、SQL、トランザクションといった基礎知識をおさえつつ、DeNAの現場で使われているだろう可用性、レプリケーション、ハードウェアのトレンド、性能改善手法といった実践的な事柄が網羅的に取り上げられています。
データベースの基礎と実践を押さえることができる良本として、これからオススメしていきます。