Reverse ProxyとApplication Serverの2段構成でWebサービスを運用している場合、mod_deflateなどのHTTPコンテンツ圧縮をどちらでやるのがいいのだろうか

mod_deflatelayer.png

少し考えてみると、Reverse Proxyで一括してコンテンツ圧縮する場合は、圧縮に関する設定を1カ所でまとめられるという利点がある、ただし、Reverse ProxyとApplication Serverとの間は未圧縮で流れるため、この間で通信量が多くなる。

逆にApplication Serverでも圧縮した場合は、圧縮の設定を両方のサーバに書く必要があるが、サーバ間での通信量は減らすことができる。

おそらくWebサービスの規模が小さいうちは、サーバ間での通信量が気になることはないので前者の設定を一カ所にまとめるほうがよく、Application Serverの台数が10台〜20台程度になってラック内、ラック間の通信量が気になって来たらApplication Serverで圧縮を行うのが良いのかな。あと、gzipをかけるCPU負荷は対して大きくないけどApplication Serverのほうが台数増やしやすいので負荷分散も可能かなと。

他に明確にどっちがいい理由とかあるかなぁ。

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このページは、Masahiro Naganoが2011年2月 2日 00:37に書いたブログ記事です。

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