CloudForecastに何人かの方から要望があった複数サーバの一括表示機能がやっと付きました。

cloudforecast-servers.png

作ってみたら便利で、ライブドアでは既に活用しまくってます。チューニング後の比較や一部のサーバに問題があった場合の確認などにも使えると思います。もちろん右上の日付範囲指定もできるので、特定の期間にしぼってグラフを表示することも可能です。

cloudforecast-top.png

複数のサーバを表示する時は、サーバリストページで、サーバ名の左側のチェックボックスにチェックを入れます。Gmailと同じくShiftキー+マウスクリックで範囲選択することができます。そして上部メニューの「View Selected Hosts」ボタンをクリックします。選択したサーバはこのボタン横のチェックボックスのチェック外すことで全て解除できます。

さらに、サーバリソースデータの取得状態を確認する機能も追加しました。チェックボックスの左側の「✖」の色でステータスを表現します。全てのデータが取得できている場合、薄いグレーとなり、一つでも取得できない場合はオレンジ色になります。またCPUやメモリ使用量のグラフが設定されていて、SNMP経由でそれらの値がとれない場合には「✖」が赤色に変化します。

CloudForecastでは通知の機能がないため、Nagiosのような稼働監視はできませんが、SNMPが正しく設定されているかなどリソース監視の動作確認、また撤去したサーバが監視に残ったままになっていないかなどの確認に利用することができます。

この変更のため、CloudForecast の依存モジュールに「JSON」が追加されてました。git pullして最新バージョンにする際には気をつけてください。

このブログ記事について

このページは、Masahiro Naganoが2010年11月27日 00:34に書いたブログ記事です。

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