YAPC::Asia Tokyo 2014 Tokyo の1日目の「Web Framework BenchmarksとPerlの現状報告会」というタイトルでLTと、2日目に「Dockerで遊ぼう」という発表をしてきました。
うしろのばやしさんにラーメンと一緒に飲み込まれてしまった感がありますが、PSGI/Plackのパフォ厨としては、どうしても現状を報告しておきたい内容でありました。unicornに勝ちたい!!
2日目の朝イチというコマでありましたが、大勢の方に見に来て頂いて驚きました。前半の内容を盛り込みすぎて時間が足りなくなってしまい、すみませんでした。アンケートで既にDockerを使っている方が凄く多かったので、インストールの部分とかは飛ばしてもよかったんじゃないかと思いましたが、Dockerを使う上で少しでも役に立てば幸いです。
ベストトーク賞
うずらさんのPHP発表は内容面白かったし、喋りはうまいし、スライドも作り込んであってさすがという感じでした。ベンチマークで自分がLTで紹介したオプションを使って頂いて嬉しかった。時代はPHP
その他のトークではgugodの「One layer down below」とSawyerの「Plack for Fun and Profit (But Mostly Profit)」の二人がよかった。新しいものや多機能なものに飛びつくのではなく、ひとつレイヤーの低い部分から必要最小限で高速に動作するものを作ったり、ビジネスの継続という視点で冷静に見極める。Booking.comという大規模なサービスの中身が垣間みれたようで、とても参考になりました。
そうそう、今回はスピーカー登録だけだったので、ベストトーク賞の投票権がなかったのが残念。
microservice
昔からあるものにそれっぽい名前がついて流行るというやつなんだけど、今回のYAPC::Asiaでもいくつかのトークで出て来た。とくにあんちぽくんさんの発表がよくまとまっていた。
個人的に、この分野にコミットできることとしては、内部APIをコールする高速なHTTPクライアントや、内部APIに実行に特化したAppサーバの開発があるのかなぁと漠然と思った。gugodがトークで紹介していたHijkがまさにそれ。
おそらく、それがないと「microservice化したらアプリケーションが100倍遅くなった!!!microserviceは単なるバズワード!!!!!」とかになってしまうので、microserviceを唱えるみなさまにおかれましては如何に通信のオーバーヘッドを減らすかというあたり、「並列実行で万全〜」とかじゃなくもうちょい具体的な解決案の提案が必要なんじゃないかと思いました。
そういえば。2009年のYAPC::AsiaでLWPからCurlに変更してCPU使用率をグッと下げるというのを紹介していた
isuconの宣伝
2つの資料にも入っていますが、今回のYAPC::Asiaでは会う人、会う人にISUCON予選への出場を進めておいた。楽しいし、勉強になるし、100万円は僕らが頂くので貰えませんが賞金でるし、みんな挑戦するとよいですよ #上から目線
参加はこちらから↓↓↓↓
余談
スライドのレゴはこのセットのバイクを組み替えると作れます。Pete Corpさんという方がyoutubeで公開している動画を見て作ってみました
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レゴムービーは最高の映画です
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