Log::Minimal v0.08 で2つの機能を追加しました。1つは例外を投げるメソッド、もう1つはメッセージの色付けです。

Plack::Middlewareも同時にアップデートしています

例外を投げるメソッド追加

Log::Minimalの今までの機能は基本的にwarnを吐くものでしたが、新規に追加したメソッドはdieします。

use Log::Minimal;
croakf("Flying Saucer");

これは

2011-06-10T17:41:59 [ERROR] Flying Saucer at sample.pl line 23

というメッセージを吐いてdieします。もちろんcroakffもあります。dieする際のメッセージ内容を変更するには、$Log::Minimal::DIEを変更します

local $Log::Minimal::DIE = sub {
    my ( $time, $type, $message, $trace) = @_;
    die "Died - $message at $trace\n";
};
croakf("Flying Chairs");

ログの色付け

もうひとつ、Plack::Middleware::Log::Minimal でログの色付けをサポートしていましたが、ターミナルでも色付けしたいとhirose31さんから要望があったので、これをLog::Minimal本体に移植しました。

use Log::Minimal;

$ENV{LM_DEBUG}=1;
$Log::Minimal::COLOR=1;

debugf("foo debug");
infof("bar info");
warnf("foo warn");
critf("bar critical");
croakf("Flying Saucer -On The Road");

$Log::Minimal::COLORを真にして、実行すると

log-minimal-color.png

となります。Plack::Middlewareのほうもこっちを利用するように変更してます。

このブログ記事について

このページは、Masahiro Naganoが2011年6月10日 18:05に書いたブログ記事です。

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