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更新されないblogと壁

切込隊長BLOGで「更新されないブログの憂鬱 〜ユーザーの手元に新技術は届いているか?」という記事がありました。

設置されるブログの78%は一ヶ月以上更新されていない。
 ブログの敷居を一気に下げたライブドアの影響かもしれないが、エロ、無料を含めたブログの総体での一ヶ月更新率は7月以降二ヶ月連続の減少で22.6%。まあそんなところかもしれない。


ま、そんなものでしょう。
はてなを含めて、ブログは日記のような使い方がほどんどだし、そもそも日記をつける人口自体それほど多くない。

一般のユーザにとってRSSなんてブラウザ上で文字化け(一般のページのようにきれいに表示されないということも含め)されて表示されるよくわからないものだろうし、Trackbackなんてしたことがある人はどれくらいいるのでしょう。結局多くの人にとっては「ブログ=コメント付き日記+携帯で書ける」ぐらいのものだと思われです。

ただ、はてなやjugem、関心空間、mixi、GREEあたりまでは顧客属性を見る限り同じ壷から出でて顧客をぐるぐる回しているだけと言う感じもする。もう二年ぐらいでサービスとしての商品寿命が尽きそうだ。


同じ記事からの引用だけど、僕はこの「顧客」は(自分も含めて)、「おたく」だと考えている。
それも、何かのおたくではなく、「生き方がおたく」。
新しもの好きで、調べるもの好き、雑学好きで、いろいろこねくり回すのが好きな人々。
ブロクの持つ仕組みが、こういった人間にとって非常にくすぐったい。しかし、楽天広場の一般人からしてみたらあまり感性に触れないこと、それが顧客の壁だったり。

「壁」って使うと、その向こう側にいる人間との「差」があって、良し悪しというのがでてきちゃうので、断絶とかいう言葉の方が良いと思ったり。日記を毎日つけなければならない決まりはないし、面白いブログを書かなければならないということもない。読むのも自由。
そうでなければ困ります。ページを更新する便利なツールでもありますから。