rpmをつくりつつちょいApache期

2006年に書いていたpatchが当てる事ができなくなっていたので、直してみた。

mod_proxy_balancerで、接続ができなくなったサーバに対して一定間隔で再接続を試みるretryオプションがあります。これはretryで指定した秒数間隔でバックエンドに接続をします。

このpatchをあてることで、指定した回数だけ短い時間でretryを試みて、それを超えると通常のretry間隔にすることができます。何がうれしいかというと、バックエンドのサーバをDeployなどの理由で再起動した際になるべく高速に復帰しつつ、万が一障害で接続できなくなった時にサービスへの影響を最小限にできます。

<Proxy balancer://mycluster>
    BalancerMember http://192.168.67.10:5000 connectiontimeout=5 retry=60 quick_retry=2 quick_retry_max=10 
    BalancerMember http://192.168.67.11:5000 connectiontimeout=5 retry=60 quick_retry=2 quick_retry_max=10 
</Proxy>

図にするとこんな感じ。

quick_retry.png

patchはgithubに置いておいた。これまで作ったApacheへのpatchも一緒にあります。

https://github.com/kazeburo/apache-httpd-patch

実際のところ、balancer-managerにDeployツールがアクセスして自動でサーバのdrop/addを行うとかがいいと思うし、最近ではServer::Starter使ってhot-deployもできるので保険的な使い方しか使い道なさそうな2011年冬。

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このページは、Masahiro Naganoが2011年1月20日 16:26に書いたブログ記事です。

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