暑くなってきたせいか、VMware ESXiを乗っけている自宅サーバが非常に煩いので、調べていたら、電力管理(IntelのSpeedStepとか、AMDのPowerNowの機能)が有効になっていなかったので、してみた。

ちなみに、ネット上にあまり情報はなく、
VMware Communities: How to set Power.CpuPolicy to “dynamic”?
vSphere リソース管理ガイド
ぐらいでした。 (下のは読むべきだったか)

まず、現在の設定の情報を調べます。

vmware-esxi-power-tab.jpg

「構成」のタブを開いて、プロセッサを選択します。 電力管理が有効でない場合は、staticと表示されているはずです。

上記のドキュメントによると、

■static
デフォルトです。VMkernel はホスト上で使用可能な電力管理機能を検出しますが、パワー キャッピング イベントまたは熱イベントで BIOS から要求されないかぎり、その機能を積極的には使用しません。

■dynamic
VMkernel はパフォーマンスに影響を及ぼさずに電力効率を向上させるために、各 CPU の周波数を需要に合わせて最適化します。CPU の需要が増加すると、このポリシー設 定では CPU 周波数も増加します。

とのことなので、電力管理を有効にするためにdynamicに変更を行います。 変更は、「構成」タブの一番左下の、詳細設定を開いて、「Power」を選択

vmware-esxi-power-details.jpg

「Power,CpuPlolicy」のところを、dynamicと書き換えます。
ドキュメントによると、変更後に再起動は必要ないとのことです。

明日からちょっと涼しいみたいだし、本来の目的のファンの音が静かになるかはよくわからない。ただ、VMwareのフォーラムによると、電力消費量が減ることはあるみたい。

VMware ESXi を使っている方は一度確認した方がいいかもですね。

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このページは、Masahiro Naganoが2009年7月19日 23:11に書いたブログ記事です。

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