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Lightweightな技術力

Yahoo! HACKS 会議 に行ってきた。
んで、Yahoo! HACKS 会議。驚いたのはYahoo! Japanの技術でしょうか。

「Yahoo! Japan」に技術力があると思っていましたか?

と聞かれて、正直「ない」と思ってました。前の方でKNNの神田さんが手をあげそうになっていたけど実は私も。
まぁ、しかしよくよく考えてみれば、コンテンツホルダー受け取ったデータをコンバートするだけではあの巨大サイトは動かないし、技術力は「ない」はずがない。BSDでApacheでCやC++でハンドラーというのは聞いたことがある話ですし。
それでもなぜ、Yahooに技術があるイメージがなかったのか、それは今回みたようなLightweight (language)な技術をみたことがなかったからだと思ってみた。チープ革命な「はてな」とは逆。はてなは速さが命なところがあって開発からリリースが恐ろしく速いというのはよく知られた話で過激なまでにオープン。Yahoo!でこれができるかと言えば非常に難しい。企業規模だけの問題ではなくマジに日本のインターネットに影響を与えてしまうパワーと圧倒的なアクセス数、世界に通じているブランドを守ることと非常に重い責任がかかって(こちらの記事)、サービスとしては後発(MAPもだな)でもあっというまに一流になるかたちで表にでる。でもなかなか技術は表にでない。求められているもでもない。

今回のDemoはそのアルファな開発段階がみれて非常に驚き。Lightweightな感じでAjaxとかつかっての見せ方やUIにもこだわりがあるようなところも新鮮。もっとこういう機会あるいはアルファ、ベータ段階での公開を行う場所を作っていったらYahoo!の技術力のアピールにもなるし技術の向上につながっていくのではないでしょうか。

ありがたく頂戴したお土産の紫の袋をみるとYahoo!のセンスも疑いたくなるが、アメリカのブランドとイメージを合わさないといけないのだろうからそれについては突っ込まないでおこう。