ユーザからアイディアを大っぴらに聞くなんてことはできない
どうやらはてなアイディアができてからこっち、こことかここを読むとはてなの開発者とはてなユーザとのずれがでてきてしまっているような最近だ。はてなアイディアができたときに「すげぇことするなぁ」と思ってちょっと懸念していたことが表に出てきた感じか。
ハピタンとかぱどタウンでは、機能の追加の希望についてのアンケートは、すくなても自分が賛同してやったことはない。ユーザではなくこちら側の人間にそういうアンケートを望む声はあるが、開発の責任、アイディアを提供してくださる方への責任を考えると、軽い気持ちで、「聞いたらいいんじゃない?」という形でユーザに対することはできない。
ユーザにとって、アイディアを伝えるというのは、自分の脳みそや考えたことを提供する場で、その提供した分の見返りとして望むのは、第一にアイディアが実現されることではないでしょうか。開発者にできることはそのアイディアを実現させるために最大限努力をすること。
それができない、する勇気がない限りはユーザからアイディアなんてきけないよと、アイディアを出すことの大変さを開発の面から知っている人間としては思うのです。
はてなも近藤さんのCNETブログを読んでいるとアイディアに対して非常にセンシティブですからはてなアイディアをこれからどうしていくのか興味のあるところです。