プログラム「で」作っているんだ
プログラム「を」作っているのではなくて、プログラム「で」つくっている。自分としてはそんなつもりでコミュニティの構築・運用をやってます。プログラムは、自分のアイディアの表現方法の一つであって、目的ではないし、プログラムのためのプログラムは性に合わない。プログラムをつくるときもアイディアを実現するために1つ1つ、1行1行、書いて試して、修正して試して、だめだったら考え直してとやっていく。
naoyaさんの「僕やはてながPerlを選ぶ理由」がはてなブックマークで話題なのですが、非常に私にとってうなずくことが多い。特に
自分に向いてるのはプログラミング言語を使いながらプログラムを考えることだというのが分かってきました。また、プログラミングをしている最中により良いアイディアが思い浮かぶということが何度もあり、次第にそれはプログラミングをしているからこそ思いつくことなのだということもよく分かってきました。紙の上では決して思いつかないようなアイディアが、プログラミング作業を通じて驚くほど自然に生まれてくるのです。
というは私も多く経験しているところ。Perlは「いろいろな書き方」ができる言語、いろいろな書き方を試すことでプログラムに対する視点が変わり、別のアイディアが浮かんでくる。このアイディアを実現していくライブ感が楽しさにつながっていくと良い(と信じる)ものが出来上がる。
コミュニティを運用している会社にいるというのは、自分にとってかなりラッキーなことで、アイディア、構築、公開、修正、運用が自分達(とユーザ)でアジャイルにやっていけたら自分たちにもユーザにも楽しくてよいものができるだろうなぁ。