SNSの参加者数が1,000万人になるシナリオを考えてみる
フレンドマップのユーザ数と終了することのインパクトはよく知りませんが、同じに発表と言うのはタイミング良すぎませんかね。
Slashdotより、SNSのフレンドマップが6月20日で終了と同じタイミングで、Internet
Watchより、総務省、2005年3月末のブログ利用者は約335万人、SNSは約111万人と分析という記事もあります。総務省資料はこちら
総務省資料では、
2005年3月末時点の国内SNS参加者数は延べ約111万人、アクティブSNS参加者(SNS参加者のうち、少なくとも月に1度はSNSを利用(日記、メール、掲示板等)しているユーザ)数は約80万人。2007年3月末にはそれぞれ約1,042万人、約751万人に達すると予測。
この予測はどうなのだろう。SNSはすでに淘汰の時を迎えている訳で、mixi以外がどのくらい生き残るのか心配な部分がある。そもそも日本においては、mixiがSNSのデファクトスタンダードなわけで、SNSとmixiがほぼ同義語のような状況ではないかと思われ。SNSの認知度は過半数に達しないがmixiの認知度はそれ以上になっていたりはしないだろうか。そこでSNSユーザ数が総務省予測に近い数字になるのはこんなシナリオだったり
2005年12月 mixiのユーザ数が100万人到達
2005年末 cafestaがSNSを本格的に名乗る。SNSユーザ数300万人突破
2006年夏 楽天広場がSNSを名乗り、mixiのような機能を搭載。SNSユーザ数400万で認知度あがる
2006年末 Yahoo!がmixiのようなサービスを開始。SNSのようなものと名乗る。
SNSなんてものはユーザの囲い込みが全てで集中的なものになりがち。mixiが強い理由はmixiがもっとも大きくなったから。1,000万人のシナリオを考えたときにmixiが1,000万になるか、あるいはすでにコミュニティを形成しているサービスがmixiの100万人達成でmixiのような機能を意識し搭載してSNSのようなものになる。
微妙に悲観的だなぁ。
コメント
楽天は既にGREEに出資してるから楽天自体がやることはありえないのではないでしょうか?
投稿者: matsu | 2005年05月19日 13:35
「ショッピング・ブログ・アフィリエイトを連動」楽天広場の大島薫氏
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/blogrelay/8999.html
あたりを読むと参考になると思いますが、ブログとコミュニティは楽天に良い影響を与えているようです。
コミュニティの強化ということで楽天広場にSNS的ななにかを実装することは考えられないでしょうか。
投稿者: かぜぶろ | 2005年05月20日 13:23
というか、SNSがそれだけ普及すると、WWWでも実名とか公表することに抵抗がなくなって、インターネット自体がSNS化するというか、実際、実名出してホームページをしていると、あんましSNSって意味がないような気がするんですよ。
投稿者: yoshisuke | 2005年05月26日 08:27