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AdobeのMacromedia買収についてのコメント

AdobeのMacromedia買収についてのコメントが極東ブログとR30に載っていたのでメモ
感想は、普段ソフトを使うことが多いMacromedia寄り。

極東ブログから「アドビのマクロメディア買収について雑感」では、Macromediaの製品の指向が、デザインツールからサーバサイドとの統合へとなっているが、その戦略が行き詰まっているのではなかいかとして、それはAdobeに吸収されても

たぶん、もっと暗い状況になるだろう。

と予想してはいるが、労働市場に依存はしながらもAdobeとMacromediaのもつPDFとSWFがXMLと統合されるべきとしている。

R30でも、「AdobeとMacromediaはXMLの夢を見るか」において、

では、なぜAdobeはMacromediaと一緒にならなければならなかったんだろうか?彼らの狙いは、いったい何か?
 僕の勝手な予想だが、それはたぶんXMLのためなのだろう。

DTPからWebまでを統合するXMLの共通プラットフォームをAdobeとしてはつくりたい、そのためにCreative系のソフトを手に入れておく必要があったのだと。


この話を考えるときに、強く意識しないといけないと思うのは、主戦場は「ビジネス」であるということではないだろうか。
AdobeもMacromediaも、Creativeな業界からスタートしているが、より大きな市場であるビジネスの領域へどのように進出するかに、Adobeの企業としての存亡がかかっていると思う。XMLというのは切り口で、Javaや.netとどのように連動しPDFやSWFの適応領域を広げていくことがAdobeとして必要だったのではないだろうか。
一応、MacromediaにはColdFusionやJBossがあるしね。

そういや、この間、JTBに旅行の申込を行ったときに、ちらりとみた窓口のパソコン画面が一部Webベースになっていたのに驚いた。地図とかがPDFで保存されているらしい。なるほどなぁと思った。