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コミュニティは回転率だと考えている

僕は、コミュニティは回転率だと考えています。この場合のコミュニティとはもちろん、うちの会社でやっているようなサービスを指します。
この間からちょっといろいろ考えることがあって、その中で思い出したことです。

コミュニティは、入会者と退会者の割合で、コミュニティの運用はその割合を一定以上に保つことではないかと考えたのです。
それは、ユーザの「飽き」と飽きさせないための何かの提供の限界があるからです。
そもそも、ハピタンの最初ができたときに、一番気にしたのは「いつまで続けるのか」です。
特に最初のころはサーバが不安定で眠ることもなかなかできませんでしたし、いろいろ機能をコミュニティに加えていかなければなりませんでした。そんな中で気になったのは「いつまで続けるか」「いつまで続くのか」でした。
もちろん明確な答えは得られませんでした。その当時から、仕組みを作る私、デザイナー、サポートが分業されており、それぞれの努力と、よく言われるコミュニティのイメージ「共同体」からして、「回転率」という言葉を用いるのは許されることではなかったのでしょう。
私が以前、会社において「回転率」と発言したときに、このような意味のことを言われたような記憶があります。

ところで、インターネットのコミュニティは次のように分けられると考えています。

リアル型SNS、出会い系
ゲーム型ぱどタウン、dotcity、cafesta、ファイナルファンタジー
情報発信型geocities、日記、blogポータル


リアル型は、道具でありツールです。メールやメッセンジャーと同じものです。
情報発信型はコミュニケーションの場をコミュニティとするならば、コミュニティがなくても人が緩やかな結合(ページ間のリンク)されているサイトです。
そして、ゲーム型ですが、コミュニケーションの場を世界とし、コミュニケーションをゲームとするものです。
ファイナルファンタジーがなぜ、ここに入るのかと言えば、ファイナルファンタジーはチームを組まなければクリアできないイベント等が用意されているからです。

このコミュニケーションをゲームとする場合、さまざま仕掛けを用意しなければならないのですが、それがぱどタウンではタウン内の貨幣システム、cafestaではページへのアクセスアップ、ファイナルファンタジーでではイベントのコンプリートだったりするのでしょう。

では、もしこのゲームのシステムが「消費」され、「飽き」られたら?
もちろん、サイト運営者はユーザがコミュニティから離れていかないようにシステムに手を加えたりしてしています。けど、それにも限界はあります。飽きたユーザはその場所から離れていくことになるでしょう。

結果はどうあれ、dotcityはblogを書けるようになり情報発信型(blog人気)を意識しているようです。cafestaは常にプレゼントで回転率を上げようとしています。ファイナルファンタジーは投資をして追加ゲームソフトを開発しました。

コミュニティはコミュニティで人が集まってそこからなかなか出て行くことができない場所(もちろんハマル人もいます)だという考え方を改め、次のことを真剣に考える時期に来ているのではないかと考えています。まだ、遅いということはないと思っています。